2007年11月24日土曜日

2007年11月23日金曜日

NightRun4(2007)

午後8時過ぎ。女房子供が布団に入るのを見送って「バイクに乗ってくるゎ」と言うと、女房「もう寝るからじゃあね~」と一言。バイクに乗れるのは嬉しいのだが、、、男はそこで「気をつけてね」の一言が欲しい。我侭だろうか・・。

何故か複雑な気持ちのままSTに火を入れる。この秋最初の寒波。確かに寒い。グリップヒーターを最強にし旧市街へ。ちょっと迷ったが実は行くアテが無い。暖かい季節なら箱根辺りに出向いても良いのだが、時間も時間なので今年何度目かの城ヶ島詣で。海沿いの国道を何も考えず南下。逗子辺りで海を通し真西に見えるライトアップされた「屁の島」の灯台が、本来我々仏教徒には「そんなの関係ねー!」筈のクリスマスが近い事を嫌が上にも感じさせる。まあ日本中何処に行っても同じ師走前の光景なんだが・・。



寒いので、只管国道をトレースしてスローペース。城ヶ島に着いたのが午後9時半前。オフローダーと思しき単車乗りが一人。以前のNightRunでココで会った125オタクの兄ちゃんだった。お互い「寒いね」と言葉を交わす。以前会った時は、正直「変なオタクの兄ちゃん」と言う感じだったが、まあお互いこんな寒い夜にバイクで何も無い城ヶ島の駐車場に何の用も無いのに来るのだから正直、両方とも変人だ!

変人同士で何故かしら親近感が沸くのか自然発生的に会話。「寒いね?」「タイヤ替えてきましたよ!」「本当?けど滑らない?寒いと」「けどIRCのオン用ですよ!」「でも寒いよね?今日は」「チェーンも張ってきました!」「そう、けど寒いよね?」「DIDの428ですよ!」「国道が寒かったんだよなぁー」「やっぱシールチェーンですよ!」「城ヶ島まで来ると暖かいね、多少」「チェーンは13メモリまで絞って張ってるんですよ!」「帰りはどう帰るの?」て感じで・・・。

会話もそこそこに城ヶ島を後にし、横横佐原から帰路に着く。車もいないので、3速で140km/h辺りまで引っ張ってみるものの、芯から寒いのに輪をかけてビビリミッターが働き、結局すぐにアクセルを戻してしまう。それでもほんの数分で切り通しのインターに着いてしまった。

午後11時過ぎ、吐く息でシールドを曇らせながら自宅着。そろそろ今年もNightRunも走り収めか。。。














本日の総走行距離77.3km

2007年11月2日金曜日

どんより曇った迷い旅 房総 

転勤休暇二日目。とは言っても荷物は昨日全て纏め、今夕に出すだけなので今日はヒマ。赴任先にはバイクを持って行かないので暫く乗れず、本来なら今日は4時に起きて栃木の塩原に以前から食ってみたかった「スープ焼きそば」を食いに行こうと思っていた。が、昨夕、「朝は(上の子を)幼稚園まで連れて行ってね」と女房からの指令が出て、、、。結局、朝9時過ぎの遅い出発。天気も思わしくなく、しかも子供達が待っているので夕刻16時半には家に帰らないとマズイ。で、今回の行き先は対岸の房総半島。この所、鉄ちゃんなんで、小湊鉄道を一目見に行きたかったのだ。









横須賀久里浜港に着くまでに既に道を間違え、丁度港に着いた時には10時5分発の船は出た後。このどんより曇った金曜日に船待ちをするバイクは私を含め4名。物好きやねぇ。小一時間待って乗った船が金谷港に着いた途端に雨が降り出す。今日は本当についていない。降りしきる小雨の中をR127からR465へスイッチ。狭く適当にクネクネとよく曲がる道に、久々の雨中走行。久しぶりにバイクに乗る体はガチガチ。ド初心者の如くカタい。カタいから曲がりにくいの悪循環。さして飛ばしていないのだがね。
バイクの腕は年季より毎日の継続だと思う。しかも房総の小道は迷路の如く分かり難い。












忠実に国道をトレースしていると思ったが、気づいてみれば何故かJR久留里線の久留里駅の真ん前に出た。この時既に12時前。目指す小湊鉄道まであと数キロの場所だったが、、帰りのフェリーの時間が気になって此処で断念。帰りは鹿野山に登る県道を走って帰る。この辺まで乗って漸く体がバイクに乗りなれてきた頃、再び金谷港に戻る。14時35分発の帰りの僅かなフェリー待ちに1680円の海鮮丼を奮発し、家への土産に房総のサツマイモを買ったのが本日の収穫。今日の走りはちょっと不完全燃焼気味。













総走行距離145.4㎞