2008年9月22日月曜日

ekimaerindows+カブ(その6)

 

月末で単身赴任解除のため、カブを手放すことになった。僅か数ヶ月の間ではあったがカブはすばらしい乗り物であった。十数年前の究極のバイク選び論争。あの際にカブに出会っていたならば、その後の人生の方向性はまた変っていたかもしれない。出足がトロイとか上り坂ではスピードが出ないとか色々あっても、この狭い島国を荷物満載で旅に出るには、ちょっと物足りない速度域の方が最もふさわしいのでは?と語りかけてくる乗り物であった。




で、この日(9/20(土))は夕刻からの宴の前に図書館に図書カードを返却し、野宿用ガスコンロのガスを買いに行くために最後の最後にカブに連れて行って貰ったのだが、図書館から次の店に移動する間にちょっとした林道気分を味わいたくて、僅か数百メーターの街中の知られざるダートに走りに行った。


4月に購入して毎月野宿旅に出られると思っていたが、結局野宿にいけたのは5月と7月の二回しかなかった。日帰りを含めても合計3回。その間1,551kmしか走れなかった。(総走行距離12,047km)今まで様々なバイクを乗り継いできた私であるがこれほど名残惜しいバイクもまた無い。なりは小さいがそう思わせるだけの存在感があるバイクだという事だと思う。バイクの基本を教えてもらったカブに感謝!!

と思ったら、ダートの途中で拗ねたのか最後の最後にチェーン外れ。このバイクには本当に色々と教えてもらいました。(因みにこの後、一人ではどうしようもなくなって、K君に助けに来てもらったのは言うまでも無い。そちらにもまた感謝!!)