2025年9月15日月曜日

最後から二番目の… 早朝RUN

 もう9月半ばと言うのに…

何なんだこの暑さは!


と言う事で、RDのリアブレーキの不調で急遽、第100回の記念すべきアサマミーティングへの往復を任される事になるだろう?RSの調子を探るべく、早朝から試運転に出かけた。


ルートはいつものR173〜R321〜R423で帰って来るコース。


川西から能勢に抜けると少し細雨が降っていたが、峠を越えると篠山は青空。

まだ6時台、この辺りは漸く秋の気配。


亀岡を通り、再び小雨の法貴峠から豊能経由で帰宅。帰ってみたら、朝の連ドラの最中であった。







そうだ、RSの調子はまずは好調。
ただメーターランプがスピード、タコ共に切れているのは直さねば。

2025年8月8日金曜日

東本昌平に捧げるレクイエム

 東本昌平が死んだ 推定享年70歳


「あいつとララバイ」 の 楠みちはる

「バリバリ伝説」 の しげの周一

「750ライダー」 の 石井いさみ

「ケンタウロスの伝説」 の 御厨さと美

「Mr.Bike」 の 中山蛙

「W1ララバイ」 の 広井てつお


などなど。 


過去にも数多、「バイク」と「バイク乗り」を描いてきた漫画家は居たが、


バイク乗りの、バイクが好きであるが故の苦悩。

バイク乗りの、スピードと加速が好きであるが故の苦悩。

バイク乗りの、バイク乗りであるが故の孤独感、孤立感、疎外感、優越感であり劣等感でもある、そのないまぜな感情。

そして或る意味、反社会的なむき出しの感情。

バイク乗りの、バイク乗りであるが故の、バイクに乗ることに何らかの意味を見出そうとすることのはかなさ、無意味さ。


そんなことを表すことができるのは、東本昌平しか居なかった。

そして当然、彼の描くバイクそのものが巧く、美しかった。

唯一手元に残る「Mr.Bike」の巻末に載っていた、暴走族漫画で直木賞を目指すと語っていた東本昌平


彼と、そして彼の描くバイク乗りの世界観に 合掌!


2025年7月2日水曜日

最後から二番目の… 夏の駅前鍋に行く

 我等が「喜劇!駅前林道」の恒例夏の鍋に水平対向で行ってきた。

今夏も昨年同様、恵那市のモンゴル村。

雨の降った昨年と違い、今年は水無月中に梅雨が明けたため、私も含め参加者の約半数がバイク参加となった。

今回、初めて徳島から島を渡ってW650で来る駅前初期メンバーの通称課長と名神道草津から連れ立って、中央道多治見で下道に下りそこから約1時間程、山間を走って待ち合わせ場所に到着。それにしてもこの暑さは異常でバイクなんて乗っておれないほど。

この暑さからか?モンゴル村に到着後16時前には皆、麦酒を飲み始めていた記憶が…

その後、飛騨牛焼肉大会が有って、いよいよ鍋と言う前にどっと酔いが来てしまい、いったん睡眠。再び眼が覚めた23時台にはもうメインの鍋は大量の饂飩を残してほぼ食べ尽くされた状態であった…嗚呼!残念。

翌日、朝4時半には出発し徳島まで帰る課長様を除いて他の連中は9時前からてんでバラバラに帰宅を始める。私も9時過ぎには愛知環状道を目指して南下、その後、愛知道、伊勢湾岸、名阪国道、西名阪、阪神高速と乗り継ぎ午後の2時前には自宅に帰って来た。

アサマミーティング以来の、宿泊ありの長距離ツーリングであったが、水平対向の新たなインプレッションを数点。

・今回も往復500㌔超走ることになったが、ポジションが気にならなくなった。と言うか何時間乗っても余り疲れを感じなくなったと言う表現が正しいか?今まで肩コリ、背筋の痛さなどなどを感じていて、アサマミーティング道中でもやはりポジションが合わないと感じていたが、理由はわからないがそろそろ身体の方がポジションに慣れてきたと言うべきか?

・燃費は相変わらず悪い。今回二回給油をしたが平均で約17㌔/㍑で2スト並の悪さ。否、排気量は1/4だとは言えRD250でも長距離ツーリングだと20㌔/㍑以上に伸びるので、根本的に何か個体異常が有るのか?それともOHVのこの車種の特性か?は見極めなければならない。

・やはり高速は楽。最適なのは100〜140km/hの速度レンジ。全域見事なフラットトルクで、ほぼオートマ感覚なのではっきり言って面白みのないエンジン特性ではあるが、それが逆に疲れさせずに非常に楽。まあ言ってみれば2ストローク車の対極にあるエンジン自体なので回転もそれ以上は回るだろうが正直回す気にならない。回しても圧倒的な加速考えられるわけでもなく、かといってブレーキがプアーなので回すと逆に恐怖心が増長されるだけ。まぁ60歳を過ぎて、速くなくても良く、落ち着いて走らせることのできるバイクを探した挙句見つけたバイクなので、その意味ではやはり正解の選択だとは思う。

まあ乗り出して約3か月、正にRSにハマり始めた時期なのかもしれない。















3枚目〜動画、友人u の撮影した写真から抜粋

総走行距離 527km
















2025年5月27日火曜日

最後から二番目の… 99回アサマミーティングに行く

長距離走行インプレッションを兼ねて、第99回アサマミーティングに行ってきた。

勿論月曜日は休み、前後泊ありの長距離ツーリングである。

いつものセブンイレブン米原一色に土曜日0730に集合。4台で走り始めの天候は良かったが大垣辺りで先行きを考え合羽を着用。だがこの日、結局、雨に遭ったのは軽井沢から北軽井沢迄の登りだけ。それ以外はR19から和田峠、佐久と今にも降りそうな曇天ながら天候は崩れず。初日はどのバイクもトラブル無くいつもより随分早く1720には北軽井沢ヴィラに到着。夜半に激しく降雨。

2日目。RSの冷間始動はやはり掛かり悪く、少し長い時間、暖気をするもアイドリングは頼りなく、騙し騙し僅か数百㍍先の北軽井沢グラウンドの会場に移動。前回から草地で未舗装の北軽グラウンドに場所が移った形だが、古くからの会員に聞くと昔は砂埃舞う場所でやっていたとの事なので、今の会場の方が環境的には上等な様だ。

ミーティング自体は99回目とあって、バイクの台数も参加者も年々減ってきた感からうって変わって少し台数が増えた感あり。まあ年齢自体の高齢化は顕著で、半ば老人会化しているのは否めないが、バイク人口自体が減っているので致し方ない。

まあだが珍しいバイクも出ていて楽しいのは事実。

ミーティング解散後、諏訪に移動。昨秋と同じ温泉ホテル諏訪湖苑に泊まる。チェックイン後に、晩の酒宴用のワインと土産の日本酒を買いに出て、女将さんが超ユニークな酒屋に出会う。女将さんとの会話が面白くリピート必須だな。

リカーショップながさき


3日目。冷間始動も山から降りてきたので何の苦労も無く掛かる。やはり前日の冷間始動性の悪さは高所気圧が原因の様だ。この日も終日曇天。今回は初めてのルートで諏訪盆地をでて、伊那谷を南下。余り休憩も無く淡々と走り続け中津川の道の駅でお昼の後、大阪組3人(ZRX1100、W650、私)は高速の人となる。養老SAで他の2人と別れ、途中竜王で降りて今回参加できなかった実兄宅に土産で買った「御湖鶴」純米を届けに行った後、1910無事帰投。


初の長距離インプレッション

・ポジションが相変わらず合わない。

 今回の長距離に備え、若干ハンドルを

 上向きに調整。所謂「鬼ハン」化した  

 のだが、試運転時は楽だったものの…

 否、実際は楽なのだが、乗る身の側が

 老体化しているのか?走行200㌔位で

 左肩、右肩共に凝って痛くなり始めた。

 そこからはずっと肩こりは継続。

 10㍉アップのハンドルアップスペーサー

 がワイヤー類無交換で付くらしいので、

 もう少し考えてみたい。 


・高速走行はやはり140㌔位までなら快 

 適。初日から皆が寒いと言う中で、休憩

 時に、アイスキャンデーを食べていた位

 ?風による体温低下は無かった。

 やはり目玉カウルの防風効果は絶大。


・けどやはりブレーキが超プァ〜

 帰り道の名神道で追越加速時にいきなり

 左前方の2トン車が飛び出して来て進路

 を塞がれた時、制動力の圧倒的な弱さを

 痛感。正直危なかった。そう考えると

 140㌔位まででの巡航が基本。


・今回、下道中心で旅の最初と最後だけ高

 速を使ったが、ポジションさえ改善出来

 れば下道でも高速でも長距離は問題なく

 楽勝とおもえる。


・因みに燃費は最悪時で約16㌔/㍑、最良

 時で20㌔/㍑、今回距離を伸ばしゴー・

 ストップも少ないので期待したが平均で

 18㌔/㍑となった。まぁまだ温暖化等々

 言われていなかった時代の単車なので、

 燃費は正直気にしていない。こんなもん

 か?と言う感じ。悪い方だとは思う。