知っている人なら知っている事なのだろうが、、、。
2月の中旬に50ccのコレダスポーツ?(K50P)の12V用のメインハーネスをヤフオクで500円で落札。だが、落札したのは良いのだが、配線図が入手出来なければ単なる宝の持ち腐れだ。
どうしようか悩んでいたが、どこかの誰かのブログから、スズキお客様相談室に配線図を相談したと言う情報を得た。
「その手があったか!」
早速、K90J型の配線図と共に、コレダスポーツ?(K50P)の配線図を分けてほしいと、スズキお客様相談室に相談すると「車台番号が分かればお分けすることが出来ます」との返事。
まあ理由も聞かれ「6V車を12V化するため」と正直に吐露もしたのであるが。
果たして、車台番号を最初に伝えたK90J型の配線図が2/21(金)に届いた。
で、車台番号をハーネスをの売主に照会して、教えてもらった車台番号を伝えたK50Pの配線図は、2/22(土)に同じ様に届いた。
いずれも素早い対応、郵送、しかも郵送料はタダである。
メーカーから見たら、何の得にもならない20年前の、利幅も薄いビジネスバイク。
しかもその中古を購入したオーナーからの依頼なので、利益には全く関係しないお話になるのではあるが、、何とも素晴らしい対応ではないか!
こんな所にユーザー本位の企業文化が見えるってもんですね。
聞くところによれば、青山に本社のある某社は、ホームページから資料をpdfでダウンロード出来ても、現行車種に限られるらしい。
磐田にある某社は、相談するとサービスマニュアルの購入を勧められるらしい。
明石の某社は、、、、解りません。
普通は、自分で電装を改造すると言う理由が理由だけに、
「素人がそんな事をするなんて、メーカーとして責任持てないのでディーラーに行ってください」
なんて木で鼻を括った様な対応が容易に考えられる(確信は持てないが、私も乗っている欧州の某メーカーなんか絶対にそんな対応だろうな)だけに、このスズキの対応は本当に素晴らしい。
因みに、既に絶版になった車種でも、代理店で純正部品を頼めば、まだまだ部品が出てくるのは、スズキが最も多いらしい。
バイクメーカーの鑑やな。
2014年2月6日木曜日
K90 前後ブレーキシュー交換 & 12V化再びの続編
待て、次号!!と書いておいて、そろそろ書かないと忘却の彼方になるので書いておこう。
前回からの続きで、2/2(日)に喜び勇んで試運転に出かけたのだ。
行く先は決まっていないが、寒いし午後からの外出なので、環八通りぐるっと一周といった、まあ至ってどうでも良いようなテーマで走り始めた。
そうそう、その日の午前中は前後ブレーキシューを交換したのだが、これが結構大変。
便利な世の中で、youtubeでカブの前後輪の取り外しを予習していたので、前輪は呆気なく外すことが出来、ブレーキシュー交換まで含めてゆっくりやっても、たったの30分で作業終了。
まあいちいち説明はしませんが、手順が知りたいと向学心に燃えている人は、こんな愚にもつかないブログを見るよりはyoutubeで「ブレーキシュー交換」と検索した方がよろしい。
因みに予習はしっかりしていても、後輪を外すのは難しかった。
最初はマフラーを外すことなく、後輪を外しにかかったのだが、チェーンもスプロケットも外さずに後輪だけ外すというズボラな思いで取り組み始めたため、シャフトを抜かれ自由になった後輪が、結局スイングアームやチェーンカバーなどに干渉して、うんともすんとも動かせない。
急がば回れとはよく言ったもので、どうしようも抜け道がなくなって、結局、解決策は最も遣りたくないマフラー外しが最も解決の近道と判った時には既に後輪外しに着手後、優に一時間は過ぎていた。同じ車輪外しでも、前輪と後輪では全く異なものだワ。
まあそれでも何とか難局を切り抜けて環八ぐるっと一周に出かけたのだが、、、。
最初は常時オンでテカテカと輝いていたヘッドランプが、目黒通りを通って、R246を抜け、環八に出たころにはボォーと暗く沈んだ灯しか発して居ない事に気づく。
「しまった」と思った時すでに遅し。
いつの間にやら、ウィンカーも薄っすら行燈の様に暗い灯を点けているのか居ないのか分からなくなる始末。
結局、環八一周は諦め、ヘッドランプも常時点灯しないまま怖い思いをしながら庵まで帰ってきた。
ウィンカーバルブから、ヘッドライトバルブを片っ端から確認してみても球切れは起こっていない。
もしやと思いバッテリを外して、電圧をテスターで測ってみると見事に電圧がDC6V程度まで落ちている。昨日の時点では、満充電した筈の12Vバッテリだったので、これは一方的に放電した結果と判断。
やっぱり、フレームの中でフラマグから伸びる黄色配線を現行のハーネス接続部の端子から抜いて、そこにコンバータ出力側の新たに作った赤配線を接続したのが間違っていたに違いない。
黄色配線はフラマグからの充電系配線であって、そこにバッテリからの配線を伸ばしたので、単に最初は満充電のバッテリだけでヘッドから、ウィンカー、ストップランプなどに配電するうちに放電と至ったと推理。
何ということだ、単なる初心者的なミス。
で、K90J型の配線図と勝手に思い込んでいる配線図から推理して、結局ヘッドランプハウジング内で橙色の配線の端子接続部分で一度、線を分割。
その間にハイロー切替のランプスイッチに伸びていると思われる灰色の配線も端子部分で割を入れ、以前から持っていた三又配線を使って、橙色配線~灰色配線/橙色配線と言う配線を作ってやる(詳しくは写真)
で、イグニッションをヘッドランプオンの位置にすると、点いて暮れました12V系の明るーいヘッドバルブ。
ふっふっふ。遂に完成12V化。。。
が一度あることは二度あると言うことで、、、To be continued!
2014年2月1日土曜日
K90 12V化再び
2014/2/8(土)
K90の12V化は昨年秋からずっと気にはなっていた。
が、折角Killer君から送ってもらったフライホイルプーラーでフライホイルを開けてみた結果、考えていたコイルの直列化が出来ないとの結論に至り、ずっと棚上げ状態で過ごしていた。
年末にKiller君に借りていた工具類を返し、予てから企んでいた第二作戦に移ることにした。
年始早々(だったと思う)、ネットでDC6V→DC12Vのコンバータを約7000円で入手。
貧乏カスタムには痛い出費だが、コイルからの昇圧を断念した今は、この方法しかないと飛びついた。
写真に沿って説明すると。
写真一枚目はDCレクチファイヤ(旧い車両の場合はセレン)。フライホイルマグネットで発電された電気を入力してDC6Vに整流して出力するのだが、この出力側にDCコンバータをかませば良いのではないかと考えた。
写真二枚目はレクチファイヤに接続する3ピンコネクタ。
Π型の上底部分に入力(白赤)の配線が入る。Π型の正面から見て左が出力(負荷とバッテリへの共締め)、右は恐らく接地線。
これは上から目線の図。
上の赤線はレクチファイヤへの入力、下の黒線は接地線。
もう一つの出力側の先にDCコンバータを接続すると言う作戦。
3ピンコネクタの出力側の1線(本当は共締めの2線)を、レクチファイヤの出力側に新設するDCコンバータの入力側に接続。
新しい配線と、出来上がり予想図。
ただ、参考にしている配線図では、これだけではウィンカーとホーンしか12V化されないのが明白なので(当然、ウィンカーリレーとホーンは12V用をネットで入手済、合計でも3000円ほど)、フラマグからレクチを経由せず、独立している(様に配線図では見える)ヘッドランプ系とテールランプ系も12V化をどうするか悩んだ挙句、フラマグから立ち上がってくる黄色配線が、そのままヘッド系であることを確認(一応、配線図通り)。よってバックボーンフレーム内のメインハーネスとフラマグからの配線の接続部の6ピンコネクタの黄色配線の接続を抜いてその場で絶縁し、DCコンバータの出力側から配線を伸ばして6ピンコネクタの黄色配線の入るピンに接続する。