2016年1月24日日曜日

昭栄&電熱ウェアインプレ

2016/1/16(土)

年末調整で数万円が思いもよらず手に入ったので、昭栄の他に、実は最近関心を高めていたheatechの電熱ウェアも物色。
こちらは新品と言うか厳密には新古品だが、ヤフオクで定価の7割位で購入。

金曜日は早帰りしてバッテリーにハーネスをセット。
そして、その効果を確かめるべく、この日は朝8時半過ぎから篠山に向かって走ることにした。
当然、頭には新品の昭栄。

R423から一旦、池田方面に出てR173で北上し、いつものR372との交差点にあるローソンで一服。
時はまだ10時を少し回った位。
既にここは篠山だが、そのまま篠山の街に向かっても、目当ての蕎麦屋はまだ開いて無いのでそのままR173を一旦北上。
途中で、追いかけてきたカフェレーサー風のSRに派手にぶち抜かれたり(若いねぇ~)、北上する道のカーブを曲がる度に風が寒くなり、この辺りの地方の冬らしい灰色の空に気分は憂鬱。
更に融雪剤にビビりながらR9、県道をスイッチして再び篠山へ。
開店直後だったお目当ての渋い蕎麦屋で昼食。
帰りは昨年から何回も走っているR372を亀岡まで出て茨木、箕面経由で帰ってきた。

で、インプレ。

「電熱ウェア」
選んだのはHeatechの2015年モデル、3.5アンペアタイプのSサイズ。
170センチ台後半の身長から言ってサイズがSだと小さいかと思ったが、大きすぎるとつなぎの下でダブつくし、セパレートのつなぎの短めのトップスの下に着こむにはこのサイズが一番いい。

温度は三段階。ローが38℃、ミディアムが44℃、ハイが54℃。

丁度、つなぎの上の裾から温度調節用のスイッチがベロの様に出て、乗っている時も温度調節は可能。まあ本来は温度調節用のリモコンが付いていて、今回もリモコンを付けるのに色々と思案を巡らせたのだが、そもそもパイプハンドルへの装着を想定したステーしか付属しておらず、一応セパハンのSTには何処にも付けられなかったので今回は付けなかった。

今回はいつもの化繊の下着の上に電熱ウェアを着込んで、その上に薄いフリースにブレストガード、そしてセパレートつなぎを着込んだのみ。誰かのインプレで最下レベルで充分で最高レベルなんか使わないなんて言っていたが 、恐らく気温8℃位だった新御堂筋や、R176で川西付近から篠山に出る山中では最高レベルにしておかないとやはり寒い。

然しながら、ちょこまかと状況に合わせ温度設定を変えて走ると、寒さへのストレスはやはり余り感じない。むしろBMWを今まで最強と言わしめてきた、グリップヒーターの方が、カウル形状の違いからか昔のRSなんかより遥かに効果が希薄になっていて、寧ろストレスがたまる結果であった。

ただやはりちょこまかと温度調整が必要なだけに、リモコンがうまく装着できなかったのは残念。(その後、リモコンは結局、トップブリッジに両面テープで装着することにした)

あと気になるのは、、この電熱ウェアの構造上なのか、つなぎのファスナーからのすきま風が完全にシャットアウトできて居らず、余りスピードを出すと胸の中心辺りが寒く感じられること。
まあこれは仕方がないことか。
この日は高速を走っていないため、高速道路での使用インプレは不明。

「昭栄」
デザインで選んだが、中々良い。
まずは視界が広い。所謂、左右の「窓枠」が視界に入らない。
昭栄のフルフェースは20年ほど前から、可変軸方式になり、外側にシールドがつく方式に変更になっているが、その手法を取ったことで窓枠を広げる事が出来ている様で、結果的にクリアで広い視界を確保出来ている様に思う。

ただ、そのシールド外だし方式で期待していた風切り音の少なさに関しては、あまり期待ほど静かでないと言うのも新たに分かった事実。
確かに、80km/h程度でも自分のバイクの排気音が聞こえるので、新井よりは確実に静かなのは確かだろうが、驚くほど静かという訳ではない。
まあ強いて言えば、8年落ちの新井RapideSRよりは静かと言う程度。

だが一番のネックはやはり、、、、締め付け感。
一時間以上かぶっていると、右側頭部(丁度、耳の上)が締めつけられる様に痛くなる。
どうも、昭栄の考える頭の形と、私の頭の形は酷くギャップがある様だ。
20年ほど前にかぶっていたオフロードヘルメットもそうだったが、こればかりは何度かかぶってヘルメットの内装自体を慣らしていくしかない様だ。

今日のところはインプレは以上。

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