昼過ぎ14時に連絡のあった通りK90が運ばれてきた。
本来は取りに行くのが自分の中のルールだけど、今回ばかりは段取りが出来る余裕がなかったので、専門の運送業者にて運んでもらった。
走行20000キロちょっと、まあ信用できる距離かどうかは解らないけど、全体的な見た感じからすれば、まあ妥当な距離ではないかと言った感じ。
一応、ひと通り点検作業。
エンジンは元気にかかる。
マフラーメーカーからはちょっとオイル垂れ。
あんまり回して走ってない証拠かな?
今回の売主は、結局、専門業者だったが、そもそもの前オーナーは農村の爺さんで無いかと勝手に想像する。
売主から聞いていたステアリングのゴリゴリ感は、最初は判らなかったが、荷台に手をついて前輪駆動を上げてハンドルを左右に振ってみると、センター部分に落ち着いて止まる。
振った側に振られたままハンドルが切れて、振り切れる感じで無いので、やはりステアリングベアリングの摩耗だろう。
黄色ナンバーを早速つけて、取り敢えず近所のコンビニで自賠責保険に一年分入って、ヘルメットを取って来て、16時過ぎから試乗を開始。
乗ってみての感想は、JJJ?
自分の中のイメージが勝手に先行していた様で、最初は壊れているのかと思ったくらい走らん。
ロータリーミッションなんで、踏んで踏んで高速ギアに変速するも、一速から三速位までは、
回しても煙を目一杯吐いて、モーモー唸るだけで全く回りませーん!!!
おまけに、カブ以来のロータリーミッションなんで、無闇に踏み込むとニュートラルに入って、焦って踏み込むと一速に入って後輪がロックなんて怖い思いも、、、
まあ一筋縄ではいきまへんわ。
ただ、芝浦の近所から新海岸通りや、R15を使って田町から新橋のあたりまでをグルグルと走ってみると、段々と走り方のコツが掴めてきた。
結局、三速までの低速ギアは走り始めの一瞬しか使わず、直ぐに四速に上げてしまうと俄然、走り易い。
ただし、この走り方だとダッシュでは、最近の4ストロークスクーターにも負けてしまうのだが。
しかも、メータは100㎞/hまで刻んでいるのに、最高速は60Km/h程度しか出ない。
あと、都内の道の様に、無秩序にタクシーや、我が物顔のベンツ―やBMW、ヤンキーL運動場なんかに割り込まれると、咄嗟にミッションを踏み込んでしまい、いきなりニュートラルなんてことも。
結局、近年、急速に旧車然(ヤンキーのではない)としたビジネスバイクが駆逐されてしまい、スクーターの天下になったのも、全くスムーズさと言うものがこのクラスにはないからだろうと思う。
昔からこのカテゴリで生き残っているのはカブしかないものな。
乗ってみてわかるが、スピードの出ないのは一緒でもカブの方が、操作性は全く持ってスムーズ。
まあ2ストロークの「扱いにくいけど、驚くほどウルサイ」特徴は、こんな小さくても出ているが、それって、今の世の中には全く受け入れられないモノでしかないものな。
今日のところは、こんな感想。
一時間ほど家の近所を走り回っていたが、非常に疲れた。
ただ、今まで余りにも安楽なバイクに乗っていたために、体全体のに久々に緊張感が漲って面白かった。
あと気になる点は、チェーンケースの中でチェーンがガラガラとウルサイ。
週末に出でも時間が出来たら、一度、確認しなくてはだわ。
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