2025年4月24日木曜日

最後から二番目の… 本格的試運転2日目(岡山のいつもの場所へ)

この日、振休。

朝から少し遠く岡山迄試運転。

朝6時半には家を出て、空気圧チェックと各部始業前点検後、始動。
冷間始動は一回では決まらず、嫌な気分を味わいつつも半チョークを引いて2回目で始動。
アクセルを開け気味にセルスタート。



西に向かう道のりを考えていたが自宅至近から乗れる中国道を走るのは気が乗らず、R171西宮から阪神高速にて西進。案の定、垂水を抜ける位まで渋滞にはまり軽く後悔。順調に走っていたが、高砂辺りで突然吹けか悪くなり不安感から高速を下りてガスチャージ。オドメータ計測で約250kmでリザーブになる。

その後、再び山陽道に乗り備前で下りる。西片上辺りから旧片上鉄道線沿いに北上、美作飯岡駅跡と吉ケ原の鉄道遺構を再訪。










帰りは湯郷温泉を抜けR179を使い折り返し。途中、三日月駅に寄った以外は下道を黙々と黙走。山崎から中国道の人となり17時前に無事帰投となった。まだGW前だと言うのに暑くてかなわなかった。

ここからインプレ
・やはり冷間始動は気を遣う。始動性の悪さはBMWのバイクの宿命なのか?掛かり始めは三千回転位で直ぐに千回転位に下がる。もう暫く置くと更に下がって七百回転位で落ち着くが、雑誌等からの受け売りではそこまで置くと暖気は「やりすぎ」らしいので千回転で暫く様子を見たら走り出すのが良いのかも知れない。

・給油はハイオク指定だが日本のオクタン価は独逸より高い。そのためハイオク/レギュラー混合で給油している。今回はハイオク10㍑、残りにレギュラーを入れ、リッター当たり18kmの燃費。思ったより悪い。

・この日、初めて高速走行したが。高速はお手のものとは言え速い訳では無い。ただデカいカウルで風がマトモに身に当たらないから快適なだけだが、このカウルの効果はやはり絶大ではある。
ただエンジン自体はOHVなので軽快に回る快感があるわけでない。120〜140km/h位の速度域が合っている。まぁそれ以上出すと危ないし、そもそも出す気にならない。駄菓子菓子、安定感はホント抜群で、やはり「牛」に乗って走ってる様な感じ。決して「馬」では無いが、今まで乗ってきた1100RS、1200STに比べても高速は一番楽。

・ポジションが慣れない。前言と矛盾するが今まで乗ったBMWのバイクで一番疲れるバイク。この日、長距離を走り「意外に肩が凝る」のを再認識。一文字のエンドが下がった様な変なハンドルバーの垂れ角を若干「立てる」様に調整する事で気にならなくなると聞くが、こればかりは試してみるしかない。

総走行距離 343km

2025年4月19日土曜日

最後から二番目の… 本格的試運転

この日、早朝に東京を経ち帰宅したのが朝10時過ぎ。急いで支度をして漸く自宅を出られたのが10時45分。

ルート取りを迷ったが、結局R423→R477→R321でとりあえずは篠山に蕎麦を食べに行くことを目的に走る事にする。


いつも行く多左ヱ門に着く前に、まだ咲いているか?と淡い期待を抱いた武庫川沿いの桜並木を見に行くも…既に葉っぱの方が多い残り桜であった。桜の儚さは、美しく咲き乱れる僅かな期間を過ぎた途端、省みられることも無い無残な姿に変わることに有るのだなぁとしみじみ思う。






蕎麦も食してさあ試運転後半。
4月半ばと言うのに、既に初夏並の暑さだが、朝から黄砂がかかっているのか?霞んだ感じではある中、篠山から日本のへそ加西を回ってまた篠山に戻り、R173で戻る事にする。
今日はあえて高速は使わず、敢えて下道を無理のない範囲で流す事にしよう。

この時期、至る所に染井吉野の残骸が目立つが、少し遅い八重桜は今が満開。
山南町では見事な八重桜に出会うことが出来た。



その後は淡々黙々と泊まること無く走り続け、篠山経由、R173で池田迄帰ってきた。
まだ4月なのにまぁ暑くて暑くて、、今後が思いやられる。

さて我が人生、(恐らく)最後から二番目となるR100RSのインプレとしよう。
長々書いても面白くないので手短に。

・心配した始動性には若干コツがいる。何も考えずセル一発!とは行かない。タンク下の左右の燃料コックをオンにして、チョークを半分迄引き(寒い季節は目一杯引くのだろう?)、若干アクセル開け気味にセルを押して始動、アクセルを開けないと失敗する。その度にバッテリーに負担がかかるので嫌な気分になる。

・ほぼ一年ぶりの大型車とは言え、乗り始めれば慣れた水平対向だし、走り始めれば車線変更なども苦も無くヒラヒラ感はある。

・しかしながら流石に水平対向。しっかり安定感はあり車速が乗るとオンザレール感覚。R1100RS、R1200STと乗り継いで最後にOHVの100RSに行き着いたのだが、まあ速いバイクで無いがこの三車種中、一番どっしり安定した感触。まあ速いバイクでは無いので、言ってみれば「牛に乗った感覚」が強い。因みに馬ではない。

・駄菓子菓子。ポジションが慣れない。そもそもこの日は寝不足で起きた時から左肩がこっていたが、腕を伸ばした先にハンドルが有って極自然な前傾で楽そうに思っていたが、肩幅程しかないハンドルの角度が合わないのか?ちっとも「楽」な感じか無い。変に腕に力がかかっている感じ。ニーグリップを確りすれば自然に上半身はリラックスするか?と思ったが、乗っている間中、会得出来ず。

・下道だけだが、町中では3速4千回転80km/hが基本になる。それ以外は4速4千回転100km/h迄。トルクは回せばそれだけフラットに出る。何の変動も無い、特徴も無いが、扱い易いエンジン特性。


・ブレーキがプァ〜。前はブレンボのダブルディスクとは言え、パッドもまだまだ厚みが有るとは言え、やはりプァ〜。コレは前に乗っていた2車種共ABS付きであったのと特に昨年迄乗っていた1200STは前ブレーキをかければサーボモータが起動して後も連動で効く仕組みだったため、そこからの違和感も有るのだと思う。因みに後ブレーキは何とドラムである。しかもシューが減ったら
ホイールごと取り替える必要が有る、?な設計。当然!余り効かない。

今日のところはそれくらいかな。
もっと長距離、高速に乗れば違う特性が見えて来るかも?

待て!次号!

総走行距離 162km

2025年4月6日日曜日

最後から二番目の… 初試運転

この日、漸く初試運転。僅か12km30分しか乗れ無かったが。

乗ってみた感想は、、、フロント剛性がプアーで、何だか段差でバタつき、日本車みたいなカチっとさが希薄だった。コレは個体差と言うよりはメーカーの設計思想の差でしょうね。

ただ重心が低く、エンジン単体が重いので吸い付く様な安定感で不安は余り無いが。

あとアンダーカウルが地味に邪魔。停車時に脚に引っ掛かり足付き性を悪くしている。

その他、吹け上がりは良好だし、ドレンからのオイル漏れも銅ワッシャかましてからは無い様で、先ずは順調と言ったところかと。