この日、早朝に東京を経ち帰宅したのが朝10時過ぎ。急いで支度をして漸く自宅を出られたのが10時45分。
ルート取りを迷ったが、結局R423→R477→R321でとりあえずは篠山に蕎麦を食べに行くことを目的に走る事にする。
いつも行く多左ヱ門に着く前に、まだ咲いているか?と淡い期待を抱いた武庫川沿いの桜並木を見に行くも…既に葉っぱの方が多い残り桜であった。桜の儚さは、美しく咲き乱れる僅かな期間を過ぎた途端、省みられることも無い無残な姿に変わることに有るのだなぁとしみじみ思う。
蕎麦も食してさあ試運転後半。
4月半ばと言うのに、既に初夏並の暑さだが、朝から黄砂がかかっているのか?霞んだ感じではある中、篠山から日本のへそ加西を回ってまた篠山に戻り、R173で戻る事にする。
今日はあえて高速は使わず、敢えて下道を無理のない範囲で流す事にしよう。
この時期、至る所に染井吉野の残骸が目立つが、少し遅い八重桜は今が満開。
山南町では見事な八重桜に出会うことが出来た。
その後は淡々黙々と泊まること無く走り続け、篠山経由、R173で池田迄帰ってきた。
まだ4月なのにまぁ暑くて暑くて、、今後が思いやられる。
さて我が人生、(恐らく)最後から二番目となるR100RSのインプレとしよう。
長々書いても面白くないので手短に。
・心配した始動性には若干コツがいる。何も考えずセル一発!とは行かない。タンク下の左右の燃料コックをオンにして、チョークを半分迄引き(寒い季節は目一杯引くのだろう?)、若干アクセル開け気味にセルを押して始動、アクセルを開けないと失敗する。その度にバッテリーに負担がかかるので嫌な気分になる。
・ほぼ一年ぶりの大型車とは言え、乗り始めれば慣れた水平対向だし、走り始めれば車線変更なども苦も無くヒラヒラ感はある。
・しかしながら流石に水平対向。しっかり安定感はあり車速が乗るとオンザレール感覚。R1100RS、R1200STと乗り継いで最後にOHVの100RSに行き着いたのだが、まあ速いバイクで無いがこの三車種中、一番どっしり安定した感触。まあ速いバイクでは無いので、言ってみれば「牛に乗った感覚」が強い。因みに馬ではない。
・駄菓子菓子。ポジションが慣れない。そもそもこの日は寝不足で起きた時から左肩がこっていたが、腕を伸ばした先にハンドルが有って極自然な前傾で楽そうに思っていたが、肩幅程しかないハンドルの角度が合わないのか?ちっとも「楽」な感じか無い。変に腕に力がかかっている感じ。ニーグリップを確りすれば自然に上半身はリラックスするか?と思ったが、乗っている間中、会得出来ず。
・下道だけだが、町中では3速4千回転80km/hが基本になる。それ以外は4速4千回転100km/h迄。トルクは回せばそれだけフラットに出る。何の変動も無い、特徴も無いが、扱い易いエンジン特性。
・ブレーキがプァ〜。前はブレンボのダブルディスクとは言え、パッドもまだまだ厚みが有るとは言え、やはりプァ〜。コレは前に乗っていた2車種共ABS付きであったのと特に昨年迄乗っていた1200STは前ブレーキをかければサーボモータが起動して後も連動で効く仕組みだったため、そこからの違和感も有るのだと思う。因みに後ブレーキは何とドラムである。しかもシューが減ったら
ホイールごと取り替える必要が有る、?な設計。当然!余り効かない。
今日のところはそれくらいかな。
もっと長距離、高速に乗れば違う特性が見えて来るかも?
待て!次号!
総走行距離 162km
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