2015年5月31日日曜日

思いつき丹後

朝4時半起床、殆ど修行僧の世界。
昨晩遅くの思いつきなので何気なくメッシュの上下で出てきてしまったが、寒い。
R173で綾部に出る間は震えっぱなし。
 
 
で、綾部から地図上では斜め西北に県道移動。
そこに元伊勢の外宮があった。
何でも伊勢神宮が元々あった場所だという。
日本書紀なんて時の為政者の作り話、歴史が都合よく変えられるのは世の常。
とは言え、歳を取るとこののぞみの無い島国の元々の歴史とか伝承とか、風俗、習慣に非常に興味が湧く。
 
こちらは、数キロ北にある元伊勢内宮の階段上から麓を眺めた図。
ずっとバイクに乗り始めてから探し求めていた、日本の原風景とはこういった風景でないかと思う。
元々農耕民族のDNAなんだろう。水田豊かな風景を見ると落ち着く。
 
 
母親が他界した時、珍しかった母親の元姓のルーツを調べたことがある。
何でも九州の方で神主の系譜をやっていて四国に流れてきたと出て来た時には、結構不思議な気がしたもんだ。
他方、父親の郷の屋号も「荒神」がつく。
実家の裏には小さな祠があり、昔々はその祠の守り主としてその屋号がついたのだと容易に想像はつく。神なんて全然信じていないけど、案外、先祖は神職の類を生業としていた気配プンプン。
 
 
 

で、天気は曇って思わしくないものの、大江山を抜け宮津まで快走。
由良の町で造り酒屋、ハクレイ酒造様にお土産を買いによる。
 

 
その後は舞鶴まで走って道の駅で海鮮ちらし丼。

 
梅雨前の晴れ間なので、オッサン達はここぞとばかり走り回っている。
まあ人のことは言えまい。
 

 
舞鶴市内で軍用船を発見。
これ、かなり大きな船なんですが、調べてみると補給艦らしい。
 
 
総走行距離 341km   年間10000kmには遠いな!

2015年5月24日日曜日

ステップ交換

2015/5/23(土)

午前10時にアイラブモーターに発注していたステップが届く。
早速、作業開始。

ステップだけの交換なのでものの15分と作業時間を踏んでいたが。。

ステップはフレームにぶら下がるように付いているステーに左右を貫通するスタッドボルトと、その下にM8のボルトで左右それぞれで固定されている。
まずは、サイドスタンドを外す。
次に左右を貫通しているスタッドボルトを抜く。
最後にステーの左右にあるM8ボルトを抜く。

だが、、、この外す行為の前に写真を撮っていなかったので、戻す時が大変。
特にサイドスタンドを留めているボルトは、ステーの裏側から入れて、手前に突き出す。
そこにスタンド側の穴にタップが切ってあり、ボルトはそこにはまり頭を出す。
その頭にロックナットをかますというのが正しい姿なのだが、最初はそれが分からずに、ボルトを表から入れてしまい、最後までボルトがはまらなくて苦労した。

当たり前の話で、ボルトには途中までしかタップを切っていないので、表からボルトを入れると、タップを切ったステー側には途中までしか入らないのだ。
それに気づくのに10分以上かかってしまった。

外したステーと、新しいステーの差はこんな感じ。



大差はないが、古い方はこんなに亀裂が入っている。


こりゃ結構怖いな。

2015年5月17日日曜日

ワン・ツー・ファイブ Go!Go! ジェット類交換

2015/5/9(土) メインジェット交換

GWの最終日に川西の小林モータースに、16年ぶりくらいにGPで顔を出したのだ。
久しぶりにお会いするオッちゃんは、いい感じで年輪を重ねていたが、GPの熱間時の始動性が悪いことをジェット類、特にパイロットジェットの交換で直るだろうかと相談したら開口一番「そんなの関係ないよ」との返事だった。

聞いてみると熱間時の始動性が悪いのはイグニションコイルの劣化でエンジンが熱くなると抵抗値が増して電圧が低下し火が飛ばなくなるからということ。

もしそうなったらなす術がないなぁと考えていたが、とは言え何かやってみないと気が済まない。
ので、まずはモノタロウで購入した手元にあるミクニの#87.5のメインジェットに替えてみることにした。
まあ熱間の始動性不良の解決には関係ないんだけど、、、。

ピンボケでよく見えないが右#90、左#87.5



キャブのジェット類の交換など、もはや朝飯前。
ものの30分でメインジェット交換完了。
で、早速走ってみても体感的には然程、大きい変化は感じられない。

この日は、前日の深酒が祟って午後から作業を始め、しかもパイロットジェット交換の為には手持ちの工具では出来ないことが判明。
試走ついでに難波のアストロまで工具を買いに行っただけで終了。

2015/5/16(土) パイロットジェット交換

朝から雨が降っていたが、パイロットジェットの交換に着手。

今回の交換は、オリジナル ミクニの#25→#22.5へと落としてみること。
これでガスが薄めにセッティングされ、熱間の始動性が改善できないかと言うのが目的。

左が#22.5 右の#25に比べると穴が小さい!


で、こちらも交換は朝飯前の作業。

早速、午後から試走。
箕面の南海部品まで往復34kmを走って様子を見る。

新御堂筋の淀川大橋でフルスロットル100km/hを確認。
先週末にメインジェットを絞っているので最高速が落ちる印象があったが、そんなこともないみたい。
南海部品の駐車場でも、エンジンはまだまだ熱いのに、キック数回でエンジンもかかる。
大阪まで帰ってきて、自宅前で再度、エンジンの熱い内に再始動試みてもちゃんと再始動できる。

これで熱間時始動性の問題は解決?

2015/5/17(日) Long Tes Ride

朝の10時からR1を北上。まずは京都を目指す。
この日は最高28℃の暑さだったが、途中、枚方で休憩しても熱間始動性の悪さが再現されることはなかった。
ただ、やはりキック一発とはいかず、十回くらいはキックしないと掛からないんだけどね😓

この日は、それよりも何よりも、フロントの右フットステップブラケットの付け根にクラックを発見。
2ストロークは微振動が多いので、クラックが広がりポロっとステップが取れる最悪の事を想像してしまい、京都からR171で大阪方面に折り返すこととした。

帰りにちょっと尼崎のKiller君ちに寄ってみた。

総走行距離  丁度100km





2015年5月14日木曜日

徳島~岡山~山陰彷徨 2015GW

2015/4/29(水) 徳島まで  曇後晴



今日から8連休。
直前まで転勤だなんだでバタバタしていて、まともな連休の予定が立てられないままに今日まで来た。
直前になって上勝の課町長様に「庭で天幕張らせてくれろ!」と相談したら、快諾を頂いたのでお言葉に甘え行くことになった。

早いとは思ったが、朝の9時半から移動を開始。
阪神高速~淡路鳴門道と、徳島市内まではほぼ高速移動。途中、淡路島で小雨にあったものの、その他は大した天気の崩れもなく、途中で時間調整しながら友人killerと合流し14時過ぎに上勝着。

この日は課町長様の奥様と子供たちが出かけており、夕方から天幕を張った庭で三人で鍋食って、酒飲んでいつもの駅前鍋。

早い時間から飲み始めたので、22時前には熟睡だった気がする。

2015/4/30(木) 岡山まで 晴後曇

寒くて夜中に目が覚めてからはウトウトして夜明けを迎える。
10時過ぎには帰途に着かねばならない友人killerを、セローに乗った課町長様と鳴門まで送っていく。

その後は、讃岐うどん目当てに快晴の海沿いの気持ちいい道を志度まで北上。
まずは志度で一件目。冷やしぶっかけを食す。
二件目は高松周辺と決めて、その間に二人で高松のバイク用品屋でウロチョロしていたのだが、製麺所系のうどん屋は午後早くに閉まってしまってしまうのをスッカリ忘れていて、結局、綾川町の周辺まで足を延ばしてもどこも目当ての店が閉まっており、結局、香川屋なる地元チェーン店で二杯目として終了。

時間は17時。
課町長様はここから家に帰るのに4時間かかると言うことで若干心配しつつ別れる。
私は坂出から直ぐに瀬戸道に乗り40分程度で実家着。

19時半位に学生時代の旧友Iが会社帰りに遊びに来て、鍋二日目。
しこたま食って腹一杯になって、気づくと尻ポケットに入れていた会社貸与のスマホが見事に「くの字」に破損していた、、、、。

あ~どうしよう?
悩んでも仕方がないので、とにかく日本酒を飲んでこの日はぐっすり。

2015/5/1(金) 広島まで 晴



壊れたのが会社貸与のスマホだけに始末が悪い。
朝からあ~だ、こうだと対策を考えていたが、とにかくいったん岡山まで出ることにする。
昼前に旧友Iの自宅まで車とバイクで移動。

Iが以前使っていたスマホに、壊れたスマホのSIMを移植すれば使えるのでないか?となってSIM形状が違うのでアダプターを岡山駅前まで買いに行ってアダプタを購入、入れ替えてみるも結果は変わらず。

素直に会社に電話して対処を聞いてみると、ショップまで行って代替を貰ってこいとのこと。
最初からショップに行けばよかったわけだ。

岡山駅前の店舗で訳を話し、無事代替品を手にしたのが16時過ぎ。
一旦は大阪まで戻る案も出ただけに、旅を続けられるのはありがたいのだが、この時間から西に向かうとなると山陽道での移動しかない。

市内から早々に山陽道に乗り、目指すは西。
西日が当たり暮れ行く高速上で、呉に出て一泊して明日はヤマト博物館に行くか、広島まで一気に走るか考えていたが、最終的にはやはり少しでも西に行く方を選んだ。

広島市内でテントを張る気にはならず、広島駅前でホテルを検索。
繁華街の平和大通り沿いの大きなホテルで一泊とする。

ホテルに着いたのは20時前、夕食はお好み焼きと決めていたが、駅前ビルの「麗ちゃ ん」まで行く元気もなく、紙屋町?のお好み村まで歩いて行ってもみたがイマイチパっとせず、結局その周辺のお好み焼き屋に入りメシとする。

この日は夕方から約200㎞を走ることになり、ホンマに疲れた。

2015/5/2(土) 広島~下関~萩~益田~浜田 快晴





朝の6時から広島市内脱出。
R2バイパスで岩国まで快走。朝独特の陽光に穏やかな瀬戸内海が照らされ、朝のこの時間に海沿いを走れるのは「快感」の一言に尽きる。
やはりここまで来て良かったと思う。
昨年もしまなみ海道に行ったときに思ったが、実家の岡山周辺の瀬戸内海より、広島の瀬戸内海のほうが穏やかな表情で綺麗やね。

岩国を抜けたところのコンビニでサンドイッチで朝食。
ここからはR188に分かれるつもりだったのだが、何も考えず走っていたのが災いして、そのままR2に乗っかってしまい、飛ばすわけでもなくただダラダラと国道をなぞる形になってしまい只管眠い。
そんな感じのまま山口から漸く、宇部小野田と海沿いにスイッチ。

実はこの辺りをバイクで走るのはほぼ30年ぶり。
思えば、学生時代に250で山陰山陽を走って以来。
改めてバイクの上から眺めてみると、この辺りは街に活気がある様に見える。
昨年の南九州の様に、ロードサイド店が軒並み空き家だったりはしない。
所謂、大企業の工場も多く、まあさすがに名産品が総理大臣と言う土地柄だわな。

さて、ここまで来たら九州まで一気に渡って仕舞う手もあるが、明日には天気が崩れる予報が出ているだけに西に行ってしまうのは避けたほうが無難。
ということで、海峡越しに九州を眺めながら関門大橋をの下をくぐり、下関の唐戸市場でウニいくら丼で昼食。



本州の西の端、毘沙の鼻に着いたのが13時過ぎ。
歴史好きで今日は萩まで行って泊まると言う、堺ナンバーの忍者400君と少し話した後は、ここから東を目指す帰路となる。





この日は暑くて暑くて、日差しが異常に照り付ける。
角島大橋を見に行って、萩まで向かう途上で何だかスピードメーターが変なのに気付いた。
どう考えても60㎞/h位しか出ていないのに、100㎞/hを指している。
しばらく走りながら見ていたら、そのまま上昇していき遂に250km/hの目盛りを超えてメータ振り切り?の状態。実際の速度は60~80km/h位なのに。
この旅で、このSTも総走行距離数40,000kmを超え、しかもこの暑さ。
遂にこんな所から劣化が始まったか?と思えたのだが。
一旦、エンジンを止め、また再び走り出すと何と言う事は無い、そのまま普通のスピードメーターに戻る。その後はスピードメーターの異常は旅の間一切出ず。
じゃああのメータの動きは何だったの?

萩では前から見てみたかった「東洋一低い火山」の笠山を見物。
ぞこからは、海沿いに長門に出て島根県入り。

益田、浜田と途中で山陰道の無料区間を通って時間短縮を図り、浜田市の郊外にある石見海浜公園に着いたのは17時前。
ここのキャンプ場は無料で、変に電源コンセントみたいな無駄な設備はなく、基本的な設備のみ整っていて非常に印象が良かった。
バイクとテントがかなり離れてしまうのが玉に瑕だが、、、。

この日は醤油ラーメンベースのラーメン鍋を作って、ビールと日本酒でグッスリ。

2015/5/3(日) 浜田~出雲~日御碕~松江~米子から帰宅 曇後雨



未明に何度か目が覚める。
起床は5時。曇天。
もぞもぞとパンを食いコーヒーを啜る、いつもの野宿の朝食風景。
テントを畳み、出発は6時半。

今日から天気が悪くなるため、行けるとこまで行ってみる。
R9をひたすらに西に向かって走る。
晴れていれば海沿いの快走路だろうが、単に鉛色の日本海を眺めながら走るのは単調。。。

そんな島根県西部を走って気づくのは、コスモ石油のスタンドがやたら多いこと。
島根と言えば、あの金権愚相〇下登の故郷なので、「某石油会社と〇下の黒~い関係なんて有るのかもしれない。。。」なんて考えていたが、、、、
(その後帰宅して幾ら調べても全くのシロ!だった。。)

単調とは思いながらも、出雲大社の前まではきたが、9時前の時点で参拝客で溢れているので、参拝はパス。その代わり日御碕に初めて行く。
岬の先から見ていると、今まで通ってきた西の空は既に雨雲が迫る。



「こりゃあ雨雲にどこで追いつかれるかだなー」

宍道湖の北を走るR431を走る。
湖沿いの快走路。またいつか晴れた日に来たい。

松江に着く。
ここは仕事でも来たことがあるが、いつ来ても落ちついたいい街だ。
だが、、駅前で土産を買うだけでまたも西進。

そのままR431を西に向かい境港迄行って、海峡を越える境水道大橋を渡れば鳥取県。
橋の上から超ド級の客船が停泊しているのが見えたので行ってみる。





ここからR9に出て早目に鳥取市内に入り「今日はビジネスホテルかなぁー」等と思っていたら、米子に入った途端、ついに雨が降り出した。

これで完全に雨に追いつかれた。
その瞬間、この旅で先に駒を進めるきりょくが失せた。

それからは米子道~中国道の人。
中国道まで下りてくると、雨も降っておらず、何だか恨めしい思いも出たものの。
もう引き返すこともできず、16時前に晴れ間の広がる大阪の自宅着。



いろんな意味で疲れた。

総走行距離  1,433km