2015年10月25日日曜日

煩悩108迷山 六甲山 2015/10/24

24年ぶりくらいに山登りを再開。

数年前から構想は在ったのだが、中々実行には移せなかった。
が、キッカケは9月下旬、たまたま値踏みをしに入った梅田のロッジで履いてみた今どきの山靴に感動。軽い、防水、そしてあしにぴったり。
で買ってしまったので、登るしかないのだ。
 
再開一号の山は何処にしようかとちょっと迷ったが、結局、何年振りかの六甲山。
阪神間で生まれた身なので、子供の頃から慣れ親しんだ記憶はあるが、果たしてその山頂にはかつて一度しか立った事が無いのだ。


 

 
 
朝の7時半過ぎから甲南山手の駅前から歩き始めた。
芦屋の住宅街を歩いて登ること約15分、稲荷神社の横を通り過ぎ暫く行くと魚屋路は本格的に山道になった。最初こそ道は荒れていたが、高度を上げ蛙岩を過ぎた辺りから尾根道になる。
うねうねと徐々に高度を上げていき、風吹岩を過ぎ、さらに高度を上げる。
息が苦しくなった時に、雨ケ峠。
ここからは杉林の中、緩い登り坂をダラダラと登り、そして今度は下り坂。
せっかく稼いだ高度が減っていくのは、山登りの宿命とはいえ哀しいな。
下りきったところが本庄橋跡。
ここからが、、、六甲のピークまでの真骨頂!七曲坂。
山肌を縫う様に、急登が続く。
苦しいなと思ったところが、まだ一合目。
今日で夏日も最後だという暑い日だが、案の定汗がだらだらと額を流れる。
いつもの心配性で、フリースからダウンから、行動食から、水から、果てはコンロまで持参したので30リットルのザックだが、重い。




 
多分五合目あたり、秋の青空が印象的。



 
漸く着いた一軒茶屋。AM11:00。歩き始めて3時間丁度。
ルートマップの時間通り。


 
 
よくよく考えれば、六甲山頂のこの場所に立ったのは、恐らく35年ぶり。
前回は中学3年の時。
大学では山岳部だったが、六甲山頂は実は山岳部では踏んだ事がない。
その時の記憶が、自分を山に向かわせたのだと思う。



弁当は平日と変わりまへん。



山頂で昼をとった後、魚屋路を有馬に向けて歩く。
ここからは下り一方。
ズルズルと下り坂を歩き有馬温泉に出て、出た処にあったかんぽの宿で温泉に入る。
いやぁ気持ちがええですな。
有馬の駅に向かう途中、感じのいいオープンテラスのあるバーで麦酒を一杯。
これを飲みたいがために、歩いて山を超えてきた。

六甲山 931m  総歩行距離 約11km

2015年10月11日日曜日