2014年2月27日木曜日

バイクメーカーの鑑

知っている人なら知っている事なのだろうが、、、。




2月の中旬に50ccのコレダスポーツ?(K50P)の12V用のメインハーネスをヤフオクで500円で落札。だが、落札したのは良いのだが、配線図が入手出来なければ単なる宝の持ち腐れだ。

どうしようか悩んでいたが、どこかの誰かのブログから、スズキお客様相談室に配線図を相談したと言う情報を得た。

「その手があったか!」

早速、K90J型の配線図と共に、コレダスポーツ?(K50P)の配線図を分けてほしいと、スズキお客様相談室に相談すると「車台番号が分かればお分けすることが出来ます」との返事。
まあ理由も聞かれ「6V車を12V化するため」と正直に吐露もしたのであるが。

果たして、車台番号を最初に伝えたK90J型の配線図が2/21(金)に届いた。
で、車台番号をハーネスをの売主に照会して、教えてもらった車台番号を伝えたK50Pの配線図は、2/22(土)に同じ様に届いた。
いずれも素早い対応、郵送、しかも郵送料はタダである。
メーカーから見たら、何の得にもならない20年前の、利幅も薄いビジネスバイク。
しかもその中古を購入したオーナーからの依頼なので、利益には全く関係しないお話になるのではあるが、、何とも素晴らしい対応ではないか!
こんな所にユーザー本位の企業文化が見えるってもんですね。

聞くところによれば、青山に本社のある某社は、ホームページから資料をpdfでダウンロード出来ても、現行車種に限られるらしい。
磐田にある某社は、相談するとサービスマニュアルの購入を勧められるらしい。
明石の某社は、、、、解りません。

普通は、自分で電装を改造すると言う理由が理由だけに、
「素人がそんな事をするなんて、メーカーとして責任持てないのでディーラーに行ってください」
なんて木で鼻を括った様な対応が容易に考えられる(確信は持てないが、私も乗っている欧州の某メーカーなんか絶対にそんな対応だろうな)だけに、このスズキの対応は本当に素晴らしい。

因みに、既に絶版になった車種でも、代理店で純正部品を頼めば、まだまだ部品が出てくるのは、スズキが最も多いらしい。

バイクメーカーの鑑やな。

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