11月下旬にオークションで13万円弱で落札したスズキGP125がはるばる神戸から届いた。
またしても鈴木の2ストローク単気筒である。
コトの発端は、あと何年生きられるのかわからない人生を考えたときに、死ぬまでに一度は乗ってみたいと憧れていた鈴木T500を探し始めたことから始まる。毎週オークションを見続け、11月の初旬に一度、京都までT500の実車を見に行ったりもした。
が、、、見た実車が値段がそこそこ高いのに本体は年式相応の状態に、一時の熱も何とやら、冷静に考えると車検のある大排気量車を二台も持つことに疑問も生じ、それならば250ccがベストでないかと興味はRG250Eに移る。
だがしかし、RGはまったく感性に合わない族車改造を施されているモノが多く(なんと勿体ない)またしても断念。
結局、自分自身で出した回答は、今や死滅した2ストロークワン・ツー・ファイブのスポーツ車だったのだ。。。
大体、鈴木GP125なんて単車を知っている人の方が少ないだろう。
GPは川崎だけと思っていたら大間違いで、年式的には1980年代の前半と考えられる。(正確な製造時期は分からない)ので、、、川崎のGPの方が後のデビューだ。
しかしながらこのGP、海外では100ccの排気量なのだが、非常に人気がある車種の様でYoutubeなんかでGP100と検索すると結構、色んな動画が出てくる。
それもその筈で、元々は125ccのレーサーのエンジンと素性が一緒らしい。
それでもいくらネットをこねくり回して調べても、それ以上の詳しいスペックは一向に判らない。
色々と検索して判ったのは、どうやら123ccで14馬力もあるらしい。
リッターあたり113PS、リッター100馬力超の正真正銘のスポーツ車なのである。
因みに、手元に来た実車は非常にコンディションの良い状態。
錆も無く、オートバイ感のある落ち着いた茶色ベースのタンク&サイドカバーの色。
小さくともテールカウルが確り付いていて、GS750と共通のイメージ。
ナンバー手配が遅れ、今日の時点では乗って走る事ができないのは残念だが、今の段階で発見した課題は以下の二つしかない。
一つは6V車であると言うこと。
バッテリーがしっかり6Vのモノが付いていて、計測値は5.7Vしかないので、ウィンカー点滅も力なく、ホーンも鳴らない。
当初は電子制御のついていない同じ鈴木のGN125あたりの12V車のハーネスとレギュレータに換装できれば解決でないかと思っていたが、サイドカバーを開けてバッテリーの納まり具合を見てみるととても12V仕様のバッテリーが収まる余地はなさそうで、とても一筋縄では行きそうにない。
まずは鈴木お客様窓口から電装配線図を頂いて、ゆっくり考えてみることとしよう。
その前にバッテリー充電が先だが。
もう一つはタイヤの硬化。
サイドウォールがひび割れガビガビ状態なので、これは即、タイヤ交換が必要だな。
まあ今日見た感じでは問題はその程度、エンジンはこの季節のためチョークを引く必要があるがキック一発で目覚めるし、吹けはよく、2ストらしい周波数の高い音も最高に良い。
早く登録して走りたいものだ。
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4 件のコメント:
おぉ…。お次はGP125ですかぁ〜。
このバイク140万円もするのですねぇ〜(*^^*)
やはり2ストでしたか
森本さん。どーもです。140万ってのは誤記でした。実際は13万弱ですよ~ん。いやぁやっぱり2ストは鈴木だすな。
課町長様。
時代は2ストですよん。空冷二気筒だったらもっとエエねんけどなぁ~。
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