2022年4月1日金曜日

大阪効率大学

 今日を境に我が母校の名前は無くなる。と言うか正確には昨日を境に我が母校は統合されて近い将来には名前が消滅するのである。

教育機会の均等を図るのが政治であり、行政の本来の使命やろうが、最近の大阪では逆だ。三年間定員割れだと強制的に高校を無くすのが大阪のルールであるらしいが、それも全て自己責任と市場競争下の効率の発想かいな?効率化は大学とて例外ではなく、私の母校も大阪市立大との強制統合で、単なる語呂合わせみたいな大阪公立大との校名に今日から変わった。それぞれの建学の精神や背景、探究してきた専門性とその違い、学問の多様性、其々の歴史等は一切無視して、少子高齢化を引き出してきて競争力強化だとあおる。学生1万数千人規模の日本最大規模の公立大学になったなんて誰が喜ぶねん。で新しく森ノ宮にキャンパス作って、昔の箱もの行政とどこが違うねんと。学生数だけ多いなんて公立の日大作るつもりか?なんて思うがな。卒業生としては哀しい思いしかない。もうどうせやったら「新自由主義者共が自己責任と学問のマス化の思いつきの下で作った大阪効率大学」の名の方が相応しいんちがうか。

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